シトロエン hero

シトロエン

名声を取り戻した自動車のアイコン

Citroen_original

ブランディングの重要性を認識する

世界的な不況が始まり、シトロエンのマネジメント・チームは売上低迷への対応を模索していました。シトロエン車の購入動機として、消費者は機能やメリットを挙げてはいましたが、ブランドそのものは購買意思決定にほとんど影響を与えていませんでした。ランドーとシトロエンは、売上を増加させ、ブランドの強みを強化して新たなチャンスをつかめるようになるため、6年におよぶ旅に乗り出しました。

ブランドの原点のパワーで成長を促進する

競合状況分析によって明らかになったのは、シトロエンというブランドの強みは技術力だということでした。ランドーはその技術的な進歩と、独創性あふれる歴史を強力に訴求する新しいポジショニングを考案し、同ブランドにとって好ましいニッチ・マーケットを開拓しました。新たなタグライン「Créative technologie」はシトロエンの他にない価値を伝えるものでした。

Citroen_158

ブランデッドショールームエクスペリエンス

これを機に、ありきたりな販売店のセールス手法から脱却するため、ランドーはシトロエン・ブランデッドショールームを開発しました。クルマをセンターステージに配置し、ドライビングという冒険に命を吹き込むアイデアでした。

来店者には簡単な順路に従ってもらうようにしました。ショールームとセールスエリアの間には壁がなく、外壁のラインはクルマのラインになぞらえました。ショールームはフレキシブルでモジュラー式になっており、世界中の販売店で応用できるものにしました。

Citroen_167
Citroen_112

ブランドプロミスを実現する

ランドーの業務はブランド全体を変えるまでにおよび、あらゆるタッチポイントに拡張されました。

ランドーの業務

  • ビジュアル&バーバルアイデンティティ
  • 環境戦略&デザイン
  • ウェブサイトデザイン
  • オンラインブランドセンター
  • ラインアップ拡張戦略
  • 社内エンゲージメント
  • ブランドパートナーシップ戦略
  • イベントプランニング
Citroen_187

不況の最中に売上上昇

リブランディングから1年後、不況の最中に売上は8%アップ。フランス人の69%がシトロエンを好きな自動車ブランドに挙げました。特に中国、ロシア、ブラジルといった発展途上国市場でセールスが好調でした。

「これ以上は望めないほどうまくいったと思います。当社の調査によると、お客様のブランドへの愛着は向上し、ブランドが改善されたと認識されています」

Frédéric Banzet シトロエンCEO
Citroen Infographic

ブランドの強みは以前のレベルに上昇

ランドー独自の消費者ブランド認知のデータセット「BrandAsset Valuator」は、シトロエンが2010年のリブランディングによって、2007年以来失っていた強みを取り戻したことを示しています。BAVピラー プロファイルは、シトロエンがブランドの強みをさらに強化する「差別化」と「レレバンス」において劇的に向上した理由を明らかにしています。

20_ds_7

カテゴリーの常識に挑む

ラグジュアリーカーが親ブランドの名前を冠することは、ほとんど例がありません。しかし、シトロエンは高級車オーナーに独創性のあるブランドとして評価されていることが分かり、次なる挑戦に踏み出しました。高級な「シトロエンDSライン」がローンチされると、まもなくその勇気は報われました。高級車市場での売上がわずか2年で倍増したのです。

18_ds_5
Citroen_240

成功の未来地図を描く

ランドーは、現在もシトロエンとのパートナーシップを継続しています。このほどシトロエンとランドーは未来を見据えた「Cライン」を共同開発し、オンラインプラットフォーム「シトロエン・アドバイザー」を構築。顧客フィードバックを分析して、販売店の改善に役立てています。