森を育てる
Huawei初のフラッグシップストアをデザインにするにあたり、Landorに課されたミッションは、もっと深く繋がるインテリジェントな世界を創るという同社のビジョンに命を吹き込むことでした。ウェルネスと持続可能性への熱心な取り組みで知られる街に根付く店舗として、このフラッグシップストアは、人々のウェルネスへの情熱を反映すると同時に、自然と人の両方との深い繋がりを感じられる場所となる必要がありました。そして、こうした繋がりを育み、広げていくうえで人々に求められているものこそ、Huaweiが提供する一連の製品やサービスなのです。
種を植える
デザインのテーマは、「Forest of Living Harmony(暮らしの調和を育む森)」。自然の英智を体現したインタラクティブな空間を目指しました。カスタマージャーニーを種に見立て、顧客がHuaweiの世界に足を踏み入れることでその種が芽吹き、花開いていく様子をデザインで表現しています。
店舗を巡り、Huaweiの革新的な製品を知り、新たな体験に没頭していく中で、情報という栄養を得て顧客の「種」は成長していきます。小さな種が大きな木に姿を変えるように、顧客は、Huaweiのテクノロジーが自らの人生をいかに豊かにするかについて理解を深めていくのです。
自然から生まれたデザイン
その美しい建築デザインは、まるで都会の喧騒の中に出現したオアシス。訪れる人々を、太陽が降り注ぐ楽園へと誘います。柔らかな曲線が特徴的な建物正面のデザインは店舗内にも続き、落ち着いた空間と壮大な雰囲気を演出します。
店舗の中心にはそびえ立つ「調和の木」は、人間と自然、そしてテクノロジーの間に唯一無二の繋がりを育むコミュニティの中心地です。顧客はこの場所から発見の旅に出発し、Huaweiと自然にインスピレーションを得た他にはない空間で、デジタル技術を駆使した製品や、それらによって実現する新たなライフスタイルについて知ることができるのです。
店舗から想像を巡らせる
自然をコンセプトにデザインされたこのフラッグシップストアでは、自然の光で空間を照らし、太陽の動きに合わせてインタラクティブなタッチポイントを変化させています。また、60種類以上の在来植物をコンテンツの中にダイナミックに組み込むことで、現地コミュニティとの深い繋がりを演出。これらのデジタルプラントは周囲の環境データに応じて変化し、さらには顧客の服装に反応して色を変えるなど、唯一無二の店舗体験を提供します。これにより、人生や自然とのより深い繋がりを求める顧客に、理想的なパートナーとしてのHuaweiのイメージを強く植え付けることができるのです。
新たなルーツ
上海を代表する大型商業施設「前灘太古里(Taikoo Li Qiantan)」の中心に位置するこのフラッグシップストアは、その画期的なコンセプトでブランドデザインに新たな基準を提示し、Huaweiが目指す繋がりの意味を再定義します。上海のランドマークとしてHuaweiのブランドビジョンを体現するその店舗のダイナミックな存在感は、ブランドの力強い成長を後押しし、素晴らしい未来を約束しているかのようです。
「フラッグシップストアは、ブランドとお客様を繋ぐ重要なタッチポイントとして機能します。当社の製品やサービス、文化、そして精神に直接触れていただける場所なのです」- Huaweiコンシューマービジネスグループ、最高経営責任者、He Gang 氏